「好きな本を読みふけっていたら、そのまま朝まで眠ってしまった。」
読書好きなら、一度は体験したことのあるシチュエーションかもしれません。
「BOOK AND BED TOKYO」という「泊まれる本屋」をコンセプトにしたホステルは、そんな体験ができてしまうホステルです。
ここには、最高の寝心地はないけれど、最高の寝落ちがあるんです。
目次
BOOK AND BED TOKYO 池袋本店
★基本料金例★
COMPACT ¥3,500/泊~
STANDARD ¥4,500/泊~
※休前日は料金変動あり
※旅行サイトにより料金変動あり
★チェックイン・アウト★
チェックイン 16:00~23:00
チェックアウト 11:00
★住所★
東京都豊島区1-17-7 ルミエールビル7・8F
★その他★
施設内は現金使用不可
クレジットカードか交通系電子マネー(Suica等)のみ利用可
駅の真近にBOOK AND BED TOKYO 池袋店が
東京都内でも屈指の大ターミナル駅である「池袋駅」の目と鼻の先に、BOOK AND BED TOKYO の1号店である池袋本店があります。

駅西口から出れば、徒歩3分とかからない雑居ビルの7階と8階がBOOK AND BED TOKYO 池袋店になっています。

フロントは8階にあるので、まずエレベーターで8階へと上っていきます。

エレベーターを降りるとすぐに、BOOK AND BED TOKYO 池袋店のフロントがあります。

ビルの1階から見てみると、「池袋駅」がすぐそこに見える近さです。
チェックイン
公式サイトや旅行サイトを経由していると、スムーズにチェックインができます。

初めて宿泊する場合、BOOK AND BED TOKYOは、全店キャッシュレス仕様になっている点に注意が必要です。
施設内の支払いは、クレジットカードか交通系電子マネー(Suica等)でのみ可能となっています。
施設内の説明を聞いた後は、ICチップの入ったカードキーを渡してもらいます。
これで宿泊フロアへの扉を開錠しますので、チェックアウトまで無くさないよう注意ですね。

このカードキーを使うことで、宿泊者は24時間出入りが自由となっています。
巨大な本棚が建っていた

BOOK AND BED TOKYO 池袋店の宿泊フロアに入ってみると、フロア壁の片側が巨大な本棚になっています。

その逆側には、ブルーを基調としたクッションの敷かれた読書スペースが設けられています。

天井からも多くの本がぶら下がっていて、不思議な空間を演出しています。

本棚から好きな本を持ってきて、ソファで思い切り読みふける幸せな時間を体験できます。
なお、施設内には無線LANも飛んでいますので、手持ちのスマートフォン等と接続して利用することができます。
もっとも、本に夢中になってしまうのであれば、手持ちのデバイスはあまり使うことはないかもしれませんね。
BOOK AND BED TOKYO 池袋店のお部屋
BOOK AND BED TOKYO 池袋店のお部屋で一番目立つのがBOOK SHELFというタイプです。

まるで、本棚の中に潜り込むようにしてお部屋が設置されています。

その他に、本棚のスペースとは離れたところにあるBOOK BUNKというタイプもあります。
こちらは、どちらかというと一般的なカプセルホテルに近い配置になっていましたね。
部屋の大きさは、COMPACTとSTANDARDの2つのタイプがあります。
この2つのうち、STANDARDの方が広く、料金も高くなります。

泊まってみたのはBOOK BUNK STANDARDのお部屋です。

部屋の中に読書灯が用意されていて、中で本を読みふけることができます。
貴重品を入れるロッカーも用意されていますので、カプセルホテルに比べれば十分なスペースといえますね。
BOOK AND BED TOKYOでは、シーツや枕カバーの装着等のベッドメイキングは宿泊する人が自分で行うのがルールになっています。
「快適に寝る」のではなく、「寝落ち体験を提供する」というカラーが現れた部分ですね。

お部屋の下には、館内で利用するフカフカのスリッパが置かれていました。
共同スペース
BOOK AND BED TOKYO 池袋店には、共用のトイレやシャワールームも用意されています。

こちらがトイレになります。

そして、こちらがシャワールームです。

シャワールームの向かいには、共同の洗面台も設置されていました。
これらのスペースは24時間利用できるのですが、共用スペースが宿泊スペースと同じフロアにあるため、音の問題があります。
そのため「ドライヤーは24時以降は撤去しますし、シャワールームについても24時から朝7時までは、できるだけ使用を控えてください」とのことでした。
なお、ボディーソープやシャンプーは、シャワールーム内に備え付けとなっていました。
歯ブラシやタオル類については、持参するか購入する必要があります。
BOOK AND BED TOKYO 池袋店で寝落ち

BOOK AND BED TOKYO 池袋店のすぐ外は、都内でも屈指の繁華街です。
ですが、館内には外の喧騒とは切り離された、不思議な空間が広がります。
本棚からお気に入り一冊を持ってきて、思い思いに読みふけりながら夜が更けていきます。

ある程度の時間になった所で眠気を感じたため、部屋に戻って気が付いたら朝になっていました。
BOOK AND BED TOKYO 池袋店に泊まってみて
読書好きの方であれば、一度、BOOK AND BED TOKYO 池袋店へ泊まってみても面白いかもしれません。
このコンセプトが気に入ったのであれば、リピーターになっても良いと思いますね。

ただし、「快適に寝る」という点だけ見ると、カプセルホテルと同等くらいだと思ってください。
部屋にはカギもかかりませんし、防音という面については無いも同然です。
他にも、アメニティ類の用意が無かったり、荷物の置き場所にも苦労したりと、宿泊施設としてみた場合は色々と物足りない部分が多いのは否めません。
しかしながら、「泊まる」でなく「体験する」を優先するのであれば、このBOOK AND BED TOKYOの夜は、特別な夜になると思います。
なお、宿泊者の男女比は、7割が女性となっています。
また、海外でも話題になっているらしく、3割くらいは訪日観光客の方だった感じですね。
浅草店と京都店にも泊まってみました
「泊まれる本屋」をコンセプトにしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」は、東京都内で3店舗が営業しています。
その3店舗の...
<ご注意>
BOOK AND BED TOKYO京都店は、2019年8月から女性専用宿泊施設となりました。
この記事はそれ以前に宿泊した...
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。