物価が高い東京に宿泊する場合、格安料金で宿泊ができるだけでも助かります。
それに加え、自分の目標を叶えるための設備を備えてくれているとすれば、こんなに嬉しい事はありません。
千住田村屋さんは、「夢を応援する格安宿」をキャッチフレーズに掲げています。
ミュージシャンやアーティストへの道を応援してくれる、そんな格安宿です。
目次
千住田村屋
★基本料金★
シングル（小） 3,800円／泊～
シングル（中） 4,000円／泊～
ツイン 6,000円／泊～
※曜日・時期により料金変動あり
※現地でのクレジットカード決済不可（旅行サイトのオンライン決済は可）
※連泊プラン、月極プランあり
★チェックイン・アウト★
チェックイン 16:00～22:00
チェックアウト 10:00
★住所★
東京都荒川区南千住7-19-10
千住田村屋へ行くには、駅北側の住宅街へ
千住田村屋さんは、最寄り駅の「南千住駅」から歩いて徒歩８分程度の距離にあります。
「南千住駅」にはＪＲ常磐線の他、つくばエクスプレスと東京メトロ日比谷線も通っています。
「南千住駅」から出たら、駅の北側の住宅街へと入っていく感じになります。
初めての場合は「コツ通り」という大通りを進み、千住田村屋さんの看板が見える路地を探すのがわかりやすいかもしれません。
昔ながらの旅館といった外観が、創業60年以上の歴史を感じさせます。
なお、最寄りは「南千住駅」ですが、京成本線「千住大橋駅」からも徒歩10分強の距離になります。
千住田村屋は、チェックイン可能時間が短めです
入口のドアを開けると、すぐ右にフロントがあるのでチェックインを済ませます。
千住田村屋さんは小規模家族経営のため、フロントの業務時間が短めな点に注意です。
チェックインを済ませれば、あとは24時間自由に出入りが可能となっています。
靴はフロント向かいの下駄箱に入れて、館内はスリッパで歩きます。
部屋の鍵はチェックアウトまで自分で管理となりますので、紛失に注意です。
千住田村屋のシングルルームは？
千住田村屋さんの個室は全て和室になっており、洋室はありません。
シングルサイズの部屋は大きさが２つありますが、これは小サイズの部屋です。
広さは３畳ちょうどくらいで、布団を敷くと部屋の７割くらいが埋まる感じですね。
部屋の中にエアコン、テレビとハンガーが用意されています。
ですが個室内に冷蔵庫は無いため、共用スペースのものを利用します。
こちらは、別の日に泊まった中サイズのシングルルームです。
布団を敷いていても、部屋のスペースにやや余裕があります。
小サイズの部屋には無いテーブルもあるため、ノートパソコンで作業をしたい時などは便利ですね。
ちなみに部屋の中にいるときは、スリッパをこのようにしておきます。
千住田村屋の共有スペース
１階のフロントを進んだ先に、ちょっとしたラウンジがあります。
無料で利用できるPCも置かれているので、調べ物をする際に活用できます。
そのラウンジの向かいには、共用のキッチンスペースがあります。
千住田村屋さんは長期宿泊についても考えられていて、ここで自炊をすることが可能なんです。
これらのラウンジとキッチンについては、午後22時まで利用可能となっています。
冷蔵庫については、このキッチンのものを共用で使うというシステムです。
そして、１階のフロントの横には、バスタブ付きの浴室もあります。
実際に利用しましたが、一般的な家庭にあるものと同じサイズのものでした。
大きな湯船に入りたい場合は、駅と千住田村屋さんの間に「草津湯」という銭湯があります。
下町散策も兼ねて、入浴に行ってみるのも良いかもしれません。
時間が決められているバスルームと違って、シャワールームについては、24時間無料で利用が可能となっています。
１階を奥に進んでいくと、コインランドリーもあります。
台数は２台だけですが、もともと小規模な宿ですので、混み合っている印象はありませんでした。
千住田村屋の共有スペースをもう少し
千住田村屋さんは２階建ての小規模な宿のためエレベーターはありません。
築60年以上だそうですが、内装については2014年に全面改装されたそうで、かなり綺麗な印象を受けます。
洗面台は１・２階の両方にあります。
トイレも１・２階の両方に設置です。
こうした水回りについては、しっかりと改装されていて、古さを全く感じませんでした。
なお、千住田村屋さんのトイレは、きちんと男女で分けられています。
男女でも共用になっている格安宿もありますが、この点については安心ですね。
千住田村屋ならではの防音室
千住田村屋さんは、アーティストやミュージシャンへの夢を応援する格安宿として、防音室を設置しています。
防音室があるということで、オーディションを受けに来る人や、公演を控えたミュージシャンが連泊していく事も多いということです。
もちろん、そうした職業とは関係のない方も、多く宿泊しています。
千住田村屋に泊まってみて
24時間出入り可能という点は、やはり便利だと思います。
陸橋を渡らなければならない駅の南側と違って、比較的平坦な駅北側という立地は外出に便利です。
ただ、千住田村屋さんから最寄りのコンビニ・スーパーまでは少し歩く感じになります。
キッチンスペースを活用しようと思ったら、駅周辺で効率的に買い物をしてくる必要があると感じました。
防音室という千住田村屋の特色があるためか、利用している客層は若い人が多い印象です。
月極78,000円からの滞在プランもあることから、長期で滞在している感じの方も見かけました。
海外からの宿泊客については、何人か姿を見かけることもありました。
また、ビジネスユースについては、ほとんど利用が無いような印象ですね。
千住田村屋さんの館内は綺麗に改装されているのですが、音には若干注意が必要かなと思います。
廊下を歩いたりすると足音が響いてしまうので、夜中にトイレに行く場合等は気を使ってしまうんですよね。
建物自体は築年数が経っているため、ここは宿泊者側が気を付けなければならない部分かと思います。
個人的には、南千住地域の格安宿としては、料金が高めに感じてしまう部分もあります。
お得な連泊プランを提供してくれる時期があるため、そうしたタイミングで利用させてもらいたい格安宿です。
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kakuyasu-hotels.tokyo
2019-10-01 21:06
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。