「泊まれる本屋」をコンセプトにしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」は、東京都内で3店舗が営業しています。
その3店舗のうち、東京で2番目に営業を開始したのが、今回ご紹介する浅草店になります。
「ふかふかのマットレスも無ければ、軽く暖かな羽毛の布団も無い」、でも「最高に幸せな寝る瞬間」のあるホステル。
そんなBOOK AND BED TOKYOが、東京屈指の観光地でもある浅草にあるんです。
目次
BOOK AND BED TOKYO 浅草店
★基本料金例★
COMPACT ¥3,800/泊~
STANDARD ¥4,600/泊~
DOUBLE ¥6,800/泊~
※休前日は料金変動あり
※旅行サイトにより料金変動あり
★チェックイン・アウト★
チェックイン 16:00~23:00
チェックアウト 11:00
★住所★
東京都台東区雷門2-16-9 パゴダ浅草6F
★その他★
施設内は現金使用不可
クレジットカードか交通系電子マネーのみ利用可
BOOK AND BED TOKYO 浅草店は観光スポットど真ん中
雷門を中心とした浅草地域と言えば、東京都内でも1、2を争う観光地として有名です。
そんな雷門からも近い抜群の立地に、BOOK AND BED TOKYO 浅草店があります。
最寄り駅である「浅草駅」の2番出口を出て、真っ直ぐ西に向かって歩いていきます。
![BookandBedTokyo浅草店はビルの6階](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店はビルの6階.jpg)
雷門を横目に直進し、駅から徒歩3分でBOOK AND BED TOKYO 浅草店のあるビルに到着します。
![BookandBedTokyo浅草店は雑居ビルに](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店は雑居ビルに.jpg)
ビルの6階がBOOK AND BED TOKYO 浅草店なので、まずはエレベーターで6階へと上っていきます。
![BookandBedTokyo浅草店のフロントは雰囲気がある](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のフロントは雰囲気がある.jpg)
6階でエレベーターを降りるとすぐ右に、BOOK AND BED TOKYO 浅草店のフロントがあります。
![BookandBedTokyo浅草店のあるビルを見上げてみる](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のあるビルを見上げてみる.jpg)
離れた位置からビルを眺めてみると、6階のフロアがまるまるBOOK AND BED TOKYO 浅草店になっているのがわかりますね。
チェックイン
公式サイトや旅行サイト経由で予約していると、スムーズにチェックインが行えます。
BOOK AND BED TOKYOの特色として、全店がキャッシュレス仕様になっていることが挙げられます。
支払いは全て、クレジットカードか交通系電子マネー(Suica等)でのみ可能な点に注意が必要です。
施設内の説明を聞いた後は、ICチップの入ったカードキーを渡してもらいます。
このカードキーを利用する事で、宿泊者は24時間出入りが自由になるんですね。
![BookandBedTokyo浅草店の入口は一見するとわからない](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の入口は一見するとわからない.jpg)
BOOK AND BED TOKYO 浅草店はフロアへの入口が特徴的でして、一見すると入口とはわからないロッカーのような扉から入室します。
![BookandBedTokyo浅草店の入口開錠は入口左のキーで](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の入口開錠は入口左のキーで.jpg)
入口左の機器にカードキーをかざしてロックを解除し、扉の一番左上の取っ手を引くと入口が開きます。
実際にどのような感じになるのかは、ぜひBOOK AND BED TOKYO 浅草店に宿泊して体験してみてください。
BOOK AND BED TOKYO 浅草店のインテリアは「黒と白」
![BookandBedTokyo浅草店の天井からは淡いライトが](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の天井からは淡いライトが.jpg)
BOOK AND BED TOKYO 浅草店の宿泊フロアは、片側が巨大な本棚になっています。
![BookandBedTokyo浅草店は黒と白の対比が生きる内装](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店は黒と白の対比が生きる内装.jpg)
このフロアのインテリアは、中央に置かれたカウンターテーブルを境に、「黒と白」で分けられているのが特徴です。
![BookandBedTokyo浅草店の本棚は片側のみ](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の本棚は片側のみ.jpg)
黒を基調とした本棚の向かい側の壁は、白を基調としたカーテンで覆われています。
![BookandBedTokyo浅草店には広々したソファーも](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店には広々したソファーも.jpg)
窓際に置かれたソファーも、黒と白のカラーの切り替えが特徴的です。
このインテリアカラーは、池袋本店や京都店では見られないもので、この浅草店の特色の1つです。
BOOK AND BED TOKYO 浅草店のお部屋
![BookandBedTokyo浅草店のお部屋は本棚の中に](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のお部屋は本棚の中に.jpg)
巨大な黒い本棚をよく見ると、本の間にお部屋があるのがわかります。
眠るときは、まるで本棚の中に潜り込むようにしてお部屋に入るんですね。
本棚の中にあるのはCOMPACTとSTANDARDの2つのタイプのお部屋のようです。
このうち、STANDARDの方が広いお部屋になり、料金も高くなります。
![BookandBedTokyo浅草店のSTANDADベッド](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のSTANDADベッド.jpg)
これは、実際に泊まったSTANDARDタイプのお部屋の中です。
読書灯と、貴重品を入れるロッカーもお部屋の中に用意されています。
![BookandBedTokyo浅草店ではベッドメイクは自分で](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店ではベッドメイクは自分で.jpg)
ところで、チェックインの際に説明される決まり事として、「ベッドメイキングは宿泊する人が自分で行う」というものがあります。
これは浅草店のみのルールではなく、BOOK AND BED TOKYO全店舗での決まりです。
「快適な睡眠を提供することが第1の目的ではない」という、BOOK AND BED TOKYOのカラーが現れたルールだと思います。
![BookandBedTokyo浅草店のSTANDADベッドの空間には余裕がある](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のSTANDADベッドの空間には余裕がある.jpg)
シーツや枕カバーはお部屋の中に用意されていますので、チェックインを済ませたら、すぐにベッドメイクをしてしまった方が、寝る前にやるよりは楽でしょうね。
共用スペース
![BookandBedTokyo浅草店はフロア中央の長いカウンターが特徴](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店はフロア中央の長いカウンターが特徴.jpg)
BOOK AND BED TOKYO 浅草店は、宿泊フロアの中央に置かれたカウンターテーブルが特色の1つです。
BOOK AND BED TOKYOでは、オリジナルカクテル等の提供も行っており、このテーブルをバーカウンターのように使う事もできるんですね。
もちろん、このテーブルに座って、本を読みふけることもできます。
![BookandBedTokyo浅草店のオススメグッズ](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のオススメグッズ.jpg)
その他にも、オススメアイテムの展示などが行われていますね。
![BookandBedTokyo浅草店のカーテンの先がシャワーとトイレ](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のカーテンの先がシャワーとトイレ.jpg)
トイレやシャワーといった、水回りの共用スペースはカーテンをくぐった先にあります。
![BookandBedTokyo浅草店の共用洗面台](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の共用洗面台.jpg)
こちらが共用の洗面台になります。
シンプルかつ清潔感のある作りになっていますね。
![BookandBedTokyo浅草店のシャワールームは木の扉](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のシャワールームは木の扉.jpg)
トイレとシャワーは、木の扉を開けた先になっています。
![BookandBedTokyo浅草店のトイレ個室内](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のトイレ個室内.jpg)
こちらがトイレです。
![BookandBedTokyo浅草店の共用シャワールーム](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の共用シャワールーム.jpg)
シャワールームはこのような感じになります。
シャンプーやボディーソープは、室内に備え付けてありました。
ただしタオル類に関しては、持参するか購入する必要があります。
![BookandBedTokyo浅草店のシャワーとトイレは男女で別れる](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店のシャワーとトイレは男女で別れる.jpg)
なお、BOOK AND BED TOKYO 浅草店のトイレとシャワーは、男女がしっかりと分けられています。
こうした方が、色々な面で安心できるのではないでしょうか。
水回りのスペースは24時間利用できるのですが、音が筒抜けになるという問題があります。
そのため「ドライヤーは24時から7時までは使用禁止ですし、シャワーについても同時間帯はできるだけ使用を控えてください」とのことでした。
BOOK AND BED TOKYO 浅草店のロケーション
![BookandBedTokyo浅草店の窓の外を眺めると](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の窓の外を眺めると.jpg)
BOOK AND BED TOKYO浅草店の窓は、浅草寺のある側と逆になってしまいます。
そのため、浅草の街並みが一望できる夜景という感じにはなりません。
![BookandBedTokyo浅草店は雷門からすぐ](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店は雷門からすぐ.jpg)
窓からの夜景はあまり楽しめないかもしれませんが、近くには観光スポットがいくつもあります。
そうしたスポットに、徒歩数分でアクセスできるロケーションが、BOOK AND BED TOKYO 浅草店の魅力の1つです。
このロケーションの良さですと、本を読みふけるよりも、外に出ている時間の方が多くなってしまいそうですね。
BOOK AND BED TOKYO 浅草店に泊まってみて
浅草店に限った話ではなく、BOOK AND BED TOKYOでは「快適に寝る」という点だけにフォーカスを当てると、それはカプセルホテルと同等くらいだと思ってください。
特に防音という面については無いも同然なので、色々と気を遣う場面も出てきます。
そのため、宿泊施設として見た場合は、色々と物足りない部分が多いのは否めません。
![BookandBedTokyo浅草店の本棚は黒が基調](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/10/BookandBedTokyo浅草店の本棚は黒が基調.jpg)
しかしながら、BOOK AND BED TOKYO 浅草店のコンセプトは「寝落ち体験」にあります。
また、この浅草店には、その抜群のロケーションというセールスポイントもあります。
こうした点から考えると、「体験を買う」といった意味で、BOOK AND BED TOKYO 浅草店をチョイスすることは「アリ」でしょうね。
BOOK AND BED TOKYO全店で言えることですが、訪日観光客の宿泊が多く、3割程度が海外からの宿泊客だった印象です。
また、宿泊者の男女比は、女性が7割くらいだったと思います。
池袋本店と京都店にも泊まってみました
「好きな本を読みふけっていたら、そのまま朝まで眠ってしまった。」
読書好きなら、一度は体験したことのあるシチュエーションかもしれま...
<ご注意>
BOOK AND BED TOKYO京都店は、2019年8月から女性専用宿泊施設となりました。
この記事はそれ以前に宿泊した...
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。