東京の浅草エリアは、ご存知の通り非常に観光需要が高い地域です。
この地域には、増え続ける観光需要に対応するため、様々な形式の新しい宿泊施設が作られています。
しかし、新しいホテルが出来ているからといって、今まであった宿泊施設が無くなるわけではありません。
そうした宿泊施設が、意外な穴場格安宿として好立地に存在している場合もあるんです。
目次
ホテル ニュー栃木屋
★基本料金★
カプセル 2,500円/泊~
シングル和室(バス無) 3,300円/泊~
シングル洋室(バス付) 4,000円/泊~
※クレジットカード決済不可(旅行サイトのオンライン決済は可)
※電子マネー利用可(Edy・WAON・iD)
★チェックイン・アウト★
チェックイン 16:00
チェックアウト 10:00
★住所★
東京都台東区浅草2-22-2
浅草寺の裏手の路地に
東京23区の中でも「浅草寺」は、数多くの観光客が訪れる人気スポットの1つです。
その「浅草寺」の裏手、花やしきにほど近い裏路地に、ホテル ニュー栃木屋さんがあります。

一番の最寄り駅は、つくばエクスプレス「浅草駅」で、徒歩5分程度です。
名前は同じ「浅草駅」でも、地下鉄の駅からはやや離れて徒歩15分くらいかかります。

外観だけをみると、「古い昭和のレトロ旅館」といった感じに見えますね。
看板には「カプセル」と書いてありますが、後で述べるように個室も備わっています。
レトロなホテルにチェックイン
昭和レトロを連想させる入口を入り、フロントへと向かいます。
初めて訪れるとやや分かりづらいですが、入口を入ってしばらく進むとフロントがあります。

ニュー栃木屋さんのフロントは24時間対応となっていて、誰かしらスタッフさんがいるのは安心感があります。
支払いについてはクレジットカードが使えませんが、いくつかの電子マネーに対応しています。

私がチェックインした際は、この写真の通り、Edyで支払ってみました。
支払いを済ませた後は、部屋の鍵を受け取り客室へと向かいます。
ニュー栃木屋さんの部屋の種類
ここで、ニュー栃木屋さんの客室の構成をみておきます。

一番、安く泊まれるのがカプセルルームになっています。
その次に安くなるのが、部屋の中にバスが無いタイプのシングルルームです。
さらに、部屋の中にユニットバスが付いたシングルルームという感じに分かれています。
なお、カプセルルームについては男性専用となっており、女性は泊まれません。
シングルルームに関しては、男性専用と女性専用のものに分かれているようです。
バス無しの和室シングルルーム

今回は、バス無しタイプの和室シングルルームに宿泊しました。
フロントでの案内に従って、エレベーターで客室フロアへ移動します。

こちらが、約4.5畳の和室シングルルームです。
先ほども述べた通り、トイレとバスは部屋の中にありません。

昭和の旅館を思い出すような設備で、どこか懐かしさがあります。
部屋の広さも、1人で泊まると考えれば十分なスペースがあるといえますね。

部屋の中には、浴衣、タオル、歯ブラシ、カミソリとったアメニティが用意されていました。
格安宿としては、内容が充実している印象を受けます。

ニュー栃木屋さん館内は土足でもOKですが、部屋の中にスリッパも用意されていました。

空調についても、一応、個別の設備が設置されていました。
ですが、一般的なエアコンのように、きめ細かな温度調整ができない点は注意です。
ニュー栃木屋さんの大浴場へ
私が泊まった部屋タイプの場合、トイレとバスについては部屋の外にあります。

まず、1階に降りると大浴場があります。

中は5人程度が同時に利用できる広さがありました。
大浴場については時間帯が決められているので、その時間内のみ利用できます。
他にシャワールームのような設備がないため、バス無しタイプの部屋に宿泊する場合は、利用可能時間に注意です。
なお、こちらの大浴場が利用できるのは男性のみとなっています。
女性の宿泊者については、個室タイプのお風呂の案内となるようです。
ニュー栃木屋さんの共用スペース
トイレについては、各階に共用のものがあります。

設備の古さは感じますが、清掃はきっちりとされていました。

こちらは共用の洗面台です。
やはり設備の古さはありますが、料金を考えれば十分といえます。

また1階には、客室に持ち込みOKなマンガが、大量に用意されていました。
ニュー栃木屋に泊まってみて
ニュー栃木屋さんを表すなら、まさに「穴場な格安宿」と言う事ができるでしょう。
設備に古い面が色々とありますが、そのトレードオフで安く泊まれるというわけです。
ですので、設備の古さを気にしない人にとっては、まさに「穴場」と言える宿になります。
浅草寺を始めとした浅草エリアには、多くの宿泊施設があります。
とはいえ、この料金で個室に泊まれるのは、ニュー栃木屋さんを除くと多くはないのではないでしょうか。
宿泊している層はビジネス層が中心のため、中高年の男性が多かったです。
とはいえ、観光客とおぼしき女性がチェックインしているのも見かけました。
浅草界隈を楽しみたい人間にとっては、ニュー栃木屋さんの立地は魅力的です。
私も東京の東サイドに用事があるときに、また利用しようと思います。
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ここ...
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。