その名前を聞いただけで、提供するサービスが想像できるものってありますよね。
東京都内にある1泊1980円ホテルさんも、名前から内容が想像できてしまう施設です。
では、1980円で泊まってみたクオリティはどうなのか?
格安宿好きの私が、実際に宿泊して体験してみました。
目次
1泊1980円ホテル
★基本料金例★
スタンダード・カプセル ¥2,140/泊(消費税抜き1980円)
スーペリア・カプセル ¥2,700/泊
※休前日は200円プラス
※連泊でお得なプランあり
※クレジットカード利用不可
★チェックイン・アウト★
チェックイン 15:00~21:00
チェックアウト 12:00
★住所★
東京都台東区下谷3-10-10
下町情緒の入谷に
東京の東側のターミナル駅といえば、やはり「上野駅」です。
1泊1980円ホテルさんは、「上野駅」から東京メトロ日比谷線で1駅先の「入谷駅」が最寄り駅になります。
![1980円ホテルの入口は大通りの裏にある](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの入口は大通りの裏にある-300x225.jpg)
建物は大通りである「昭和通り」沿いにあるのですが、入口はその通りに面していません。
目印になるのは、スーパー「まいばすけっと」で、このビルの裏側に回ります。
![1980円ホテルの看板 (2)](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの看板-2-225x300.jpg)
すると、「1泊1980円ホテル」の看板が掲げられています。
![1980円ホテルの看板](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの看板-300x224.jpg)
「入谷駅」から徒歩5分程度で、1泊1980円ホテルさんに到着です。
JR線では山手線「鶯谷駅」が最寄り駅になり、徒歩20分くらいになります。
チェックインは1階で
1泊1980円ホテルさんは、1階にフロントがあるので、そこでチェックイン手続きをします。
支払いは現金のみとなっていて、フロント横の券売機で宿泊券を購入するシステムです。
![1980円ホテルのフロント](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのフロント-300x225.jpg)
支払いを済ませると、引き換えにロッカーの鍵を渡してもらえます。
宿泊するカプセルの鍵でなく、あくまでロッカーの鍵という点に注意が必要です。
なお、フロントは24時間対応となっていて、外出時には鍵を預けるシステムになっています。
また、チェックイン時間は標準的ですが、チェックアウトが12時と遅めに設定されています。
朝が弱い方には、嬉しい設定だと思います。
カプセルが並ぶ宿泊フロア
![1980円ホテルのフロア案内](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのフロア案内-225x300.jpg)
1泊1980円ホテルさんは、ビルの5階から9階が宿泊スペースになっています
そのうち5階は女性専用カプセルフロアで、6階は少し豪華なスーペリアカプセルフロアです。
![1980円ホテルの宿泊フロア](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの宿泊フロア-300x224.jpg)
宿泊したのは一般のカプセルフロアである7階です。
カプセルフロアに入ってみると、想像したより多くのカプセルが並んでいました。
![1980円ホテルの下段カプセル](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの下段カプセル-300x224.jpg)
カプセルに関しては、下段に配置されているものと
![1980円ホテルの上段カプセル](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの上段カプセル-225x300.jpg)
ハシゴで昇り降りする上段に配置されているものがあります。
出入りのしやすさという点だけを考えれば、下段のものの方が使いやすいですね。
![1980円ホテルの館内はスリッパで](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの館内はスリッパで-300x224.jpg)
なお1泊1980円ホテルさん館内は土足禁止となっており、館内用の使い捨てスリッパが用意されています。
自分の靴に関しては、ビニール袋に入れて持っていき、ロッカーに入れて管理する事になります。
スタンダード・カプセルの中は?
![1980円ホテルのカプセル内](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのカプセル内-300x225.jpg)
スタンダードタイプのカプセルの中は、このようになっています。
一般的なカプセルよりもやや狭くなっているようで、寝返りをうつのも大変です。
![1980円ホテルのカプセル内奥から](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのカプセル内奥から-300x224.jpg)
また、シーツや枕カバー等のベッドメイキングは、宿泊者が自分でおこなうのがルールになっています。
カプセル内の居住性ですが、やはり遮音性は無いに等しいため、音に敏感な人には厳しいかもしれません。
![1980円ホテルのロッカー](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのロッカー-225x300.jpg)
カプセルの横に鍵のかかるロッカーが設置されています。
フロントで受け取った鍵は、このロッカーで使用します。
ロッカーは容積に余裕があり、大きめのスーツケースでも楽に収納できます。
カプセルホテルは荷物の置き場所に困ることも多いですが、このロッカーはポイントが高いと思いました。
共同スペースを見てみます
カプセルフロアと別のフロアに、共同のトイレと洗面所が設置されています。
![1980円ホテルのトイレ](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのトイレ-300x224.jpg)
![1980円ホテルのトイレ2](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのトイレ2-300x224.jpg)
トイレの中については、十分に清掃が行き届いていました。
![1980円ホテルの洗面台](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルの洗面台-300x224.jpg)
洗面所についても、不潔な感じはありません。
![1980円ホテルのシャワールームフロア](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのシャワールームフロア-300x224.jpg)
8階にシャワールームがあります。
![1980円ホテルのシャワールーム](http://kakuyasu-hotels.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/02/1980円ホテルのシャワールーム-225x300.jpg)
シャワーは24時間無料で利用できますが、シャンプーやボディーソープは持参か購入することになります。
無料で用意されているアメニティはハンドタオルのみですので、細々したものは全て持参と考えておいた方が良いと思います。
なお、1階のフロント横にコインランドリーも設置されています。
ただし、宿泊できる人数に対して台数が少なめに感じましたので、時間帯をずらす等の工夫が必要かもしれません。
1泊1980円ホテルに泊まってみて
いい意味で「割り切った」ホステルだなと言うのが泊まってみた感想です。
1泊あたり税抜き1980円という価格ですので、多くを求めなければ納得できる格安宿です。
ただ、カプセルタイプの性質上、別の記事で書いたような「音の問題」や「食事の問題」に直面します。
本ブログでは格安で泊まる事のできる宿を紹介していますが、基本的に「個室」にこだわっています。
何軒かドミトリータイプの格安宿にも泊まっ...
1泊あたり、もう1000円程度をプラスすれば、本ブログで紹介している、個室で寝られる格安宿に宿泊することが可能です。
その料金とのトレードオフを考えて、納得がいくならば、1泊1980円ホテルさんという選択は悪くないと思います。
ただ、自分としては、やはり個室で過ごせる(寝られる)という点は外せません。
ですので、基本的には南千住地域の格安宿の中から宿泊場所を選ぶと思います。
なお、意外にも多くの女性客がチェックインしているのを見かけました。
女性専用フロアも備えているということで、女性宿泊者の数も増えているようです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。