格安宿好きでも、私が「個室」にこだわる理由


本ブログでは格安で泊まる事のできる宿を紹介していますが、基本的に「個室」にこだわっています。
何軒かドミトリータイプの格安宿にも泊まっていますが、ブログでは番外編の位置づけです。

カプセルホテルやドミトリータイプの方が、本ブログで紹介する格安宿より料金がリーズナブルなことも多いです。
しかし、実際に宿泊してみると、以下のような点で色々と気を使う場面に遭遇しました。

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荷物の問題


旅行で大きなスーツケースを持っている場合、宿泊中にそれをどこに置いておくのかという問題があります。

ドミトリータイプの宿でも、大きめのロッカーの用意があれば問題はないかもしれません。
ただ、小さな貴重品入れは設置されていても、大きい荷物はベッドの下に置いておくだけという宿も少なくありません。

こうなってくると、盗難・紛失という点が心配になってきますよね。

また、荷物の出し入れについても、気を使います。
人の通る通路の片隅で、荷物の整理をしなければならないケースがあります。

そして、スーツケースに入れておいた荷物を取り出す際に、どこで作業をするのかという問題もあります。
狭いベッドの上だけで作業をしなければならない場合もありますので、効率的に作業をするのが難しくなります。

これが部屋が鍵のかかる個室であれば、これらの問題は全く生じませんよね。

音の問題


ホステルは二段ベッドが多い

個人的に、個室にこだわる最大の理由は「音の問題」だと思います。

カプセルホテルやドミトリーでは、やはり、他人のたてる音が気になるというのがあります。
そして同じように、自分が音をたてないようにも気を使います。

基本的に電話を持ち歩く現代人ですので、急に電話がかかってくることもあります。
個室であれば、そのまま電話に出て話をしても、まず問題はありません。

しかし、ドミトリーやカプセルホテルでは、そういうわけにはいきません。
それらの格安宿では、通話自体が禁止されていることが通常です。

通話のためのラウンジ等を用意している宿であれば、ある程度の解決策にはなります。
ただ、わざわざ移動をするといった手間と時間がかかってきます。

また、音を出しての動画視聴やゲームもできません。
というよりも、音を立てる全ての行為に神経を使います。

特に真夜中の時間帯は、トイレに行く際の足音にも気を払います。
二段ベッドの上段であれば、昇り降りだけでも躊躇してしまう感じです。

この点、自宅と同じように振る舞える個室とは、雲泥の差がありますよね。

食べ物の問題


カプセルホテルやドミトリーでは、室内での飲食が禁止されている事が多いです。

飲食できるラウンジ等があればまだ良いのですが、それも無いとなると大変です。
完全に館内での飲食が禁止された施設の場合、外で食事を済ませてくるしかありません。

稀に自分のスペースで食事のできるドミトリーがありますが、この場合は先述の音の問題が付きまといます。
そんな状況では、音の出るスナック菓子等を気軽に食べるわけにはいきませんよね。

さらに、食べ物の匂いといった問題も出てきます。
正直なところ、ペットボトルの飲み物を軽く口に含むのが、せいぜいといったところではないでしょうか。

食べ物の問題についても、やはり個室であれば特段の問題は生じない事になります。

着替えの問題


自分のスペースが無いとなると、着替えをするにも工夫が必要になってきます。
ドミトリータイプの格安宿では、狭いベッドのスペースだけで着替えをしなければならないケースもあります。

荷物の整理と同じように、かなり効率が落ちてしまいますよね。

そして、この「着替えの問題」も、「音の問題」に直結します。
夜遅くに帰って来たような場合、他のベッドから寝息が聞こえる中で着替えるのは、相当に気を使います。

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以上が「私が『個室』を選ぶ理由」


以上に述べてきた点から、私は格安宿でも「個室」に拘っています。

もちろん、ドミトリーの方が個室よりも更に料金が安いケースは多々あります
しかし、上に述べてきた不便を解消するためなら、私はその料金差には目をつぶります。

おそらく、最も悩ましい問題となるのは、立地の問題ではないでしょうか。
個室で泊まれる格安宿は、どうしても存在する地域が限られてしまいます。

東京であれば南千住ですし、大阪であれば西成に、個室タイプの格安宿は集中しています。
逆に、他の地域では、あまり個室タイプの格安宿を見ることができません。

南千住や西成が、自分の目的地と近い場合はいいのですが、そうでないと利用は難しくなってしまいます。

この点、ドミトリータイプの格安宿は、大都市のあちこちで見かけることができますし、有名な観光どころの目の前に立地していることも珍しくありません。

ただ、私としては、やはり個室の格安宿に拘り続けたいと思っています。
「夜はしっかりと休んで疲れをとる」という点だけは、どうしても譲れないからです。

1泊するだけならともかく、何泊もしていると、疲労の回復具合が全然違ってくると思うんですよね。
自分で泊まってみて思ったのは、「ドミトリータイプの宿は2泊くらいが限界」ということです。

本ブログでは今後も、個室タイプの格安宿を泊まり歩き続けたいと思います。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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