新たな東京スタイル格安宿!南千住の「パレスジャパン」さんに泊まって国際的な夜を過ごしてきた

日韓ワールドカップをきっかけに、東京・南千住地域の格安宿には海外からの旅行者が多く宿泊するようになりました。
年数が経ち、その数が増えるとともに、訪日観光客の層も多様化していきます。

当初は単身のバックパッカー等が多かった訪日観光客ですが、近年では家族で日本を訪れる層も増えてきました。
パレスジャパンさんは、そうした層をターゲットに、2011年に開業した新しい格安宿です。

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パレスジャパン


★基本料金★
シングル     4,000円/泊
ツイン      7,200円/泊

※クレジットカード決済可

★チェックイン・アウト★
チェックイン   15:00~24:00
チェックアウト  10:00

★住所★
東京都台東区清川2-31-6


パレスジャパンは、夜でも安心の大通り沿い


パレスジャパンさんは、最寄り駅である「南千住駅」から歩いて、8分程度の距離にあります。
「南千住駅」には、JR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスの3路線が乗り入れています。

南千住駅南側の陸橋からパレスジャパンの方向

「南千住駅」の出口を出たら、駅の南側に架かる陸橋を南へと渡っていきます。

ニュー紅陽へはセブンイレブンのある泪橋交差点を右折

そのままセブンイレブンのある、「泪橋」という交差点に進みます。

パレスジャパン外観

ここまで来ると、パレスジャパンさんの建物が見えているので、迷う心配は無いと思います。
朱色の看板に、「パレスジャパン」とカタカナ書きされている建物が目的地です。

パレスジャパンの入口

入口はガラス張りになっていて、入りやすい雰囲気になっています。



「吉野通り」という大通り沿いに面しているので、夜間の到着になってしまっても安心です。

パレスジャパンは、チェックイン15時から


入口を入ると、すぐ左にフロントがあります。
15時からのチェックインは、一般的なビジネスホテルと同じくらいの時間ですね。

パレスジャパンのフロント

フロントの業務時間は夜の24時までとなっていて、それ以降はフロントに人がいなくなります。
何か用事がある場合は、24時までにフロントに行く必要があります。

フロント業務時間の終了とともに、入口の扉も施錠されます。
ただし、宿泊者は部屋の鍵を使って裏口の扉を開けることができるので、24時間出入りが可能になります。

部屋の鍵はチェックアウトまで自己管理となるので、夜間の外出中等に落とさないように注意です。

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パレスジャパンの客室は洋室3タイプ


チェックインを済ませたら、エレベーターに乗って客室フロアへ移動します。

パレスジャパンの客室フロア廊下

2011年開業の新しめの格安宿なので、廊下の色使いも現代的なものになっています。

パレスジャパンの客室は、全て洋室となっていて和室はありません。

パレスジャパンのシングルルーム

広さは3.5畳程度となっていて、南千住地域の格安宿としては余裕がある感じです。

パレスジャパンの客室備品

部屋の角に、冷蔵庫とテレビが置いてあります。

パレスジャパンの客室には毛布も

寒い時期の宿泊だったので、ロッカーを開けてみると追加の毛布が入っていました。

パレスジャパンの客室には読書灯

枕元にあった読書灯も、あればあったで重宝する設備です。

また、コンセントが枕元にあるのも、スマートフォンの充電を考えると便利な配置ですね。
もちろん、全ての客室内で無線LANによるインターネット接続が可能です。

パレスジャパンのアメニティ

また、部屋の中にはタオル類と歯ブラシがアメニティとして用意されていました。

なお、パレスジャパンさん館内は土足でもOKですが、部屋に館内用スリッパも用意されています。

写真の部屋はシングルルームですが、パレスジャパンさんには二段ベッドを用いたツインルームとドミトリールームも設置されています。

パレスジャパン各階の共用スペース


各階ごとに設置されている設備として、まず共用のトイレがあります。

パレスジャパンの男性用トイレ

設備自体も新しいですし、清掃も行き届いているので不潔な感じは全くありません。

南千住地域の格安宿では、トイレが男女でも共用のケースがありますが、パレスジャパンさんのトイレは、全ての階で男女別になっています。

パレスジャパンの洗面台

設備が新しいため、洗面所も明るく清潔なつくりになっていました。

パレスジャパンのシャワールーム

また、無料で使えるシャワールームが、各階毎に2室あります。
格安宿では、「全館で2つ」といったパターンも多いのですが、これなら待ち時間もありませんね。

パレスジャパンのバスルーム

さらに、ユニットバスの浴室も、各階に1室が用意されています。
これは個々でお湯を入れ、中から鍵をかけて使用することになります。

このバスルームも24時間利用が可能となっていて、家族旅行などで活用できそうな設備ですね。

パレスジャパン1階の共用スペース


パレスジャパンさん1階には客室が無く、全て共用利用のスペースになっています。

パレスジャパンのラウンジ

建物を奥に進んだところに、ちょっとしたラウンジスペースが設けられています。

パレスジャパンのラウンジ2

設置されているパソコンは、無料で利用する事が可能となっています。

パレスジャパンのラウンジ横にはキッチンが

そのラウンジスペースの横には、こちらも自由に使えるキッチンスペースがあります。
ウォーターサーバーやお茶のティーパック等もあり、自由に利用する事ができます。

パレスジャパンにはテラスも

ラウンジスペースの奥にある扉を出ると、テラスのようなスペースになっています。

「旅行者同士のコミュニケーション」を意識していることが伺える設備ですね。
なお、深夜の出入口となるのが、このテラスとラウンジの間の扉です。

異国を感じるパレスジャパン


訪日観光客は、南千住地域の格安宿を利用する主要客層の1つですが、パレスジャパンさんも多くの訪日観光客が利用しています。

パレスジャパンの看板

入口横に置かれていた看板も、英語表記がデフォルトになっています。

パレスジャパンに宿泊した訪日観光客の写真が多数

そして1階の廊下の壁には、訪日観光客が残していった記念写真がびっしりと貼られています。

パレスジャパンには訪日観光客が多い

これは、ある夜のラウンジの様子を写した一枚です。
海外からの旅行者同士で、情報交換等も盛んな感じですね。

私が初めてパレスジャパンさんに泊まった夜に、このスペースで、シンガポールから一家で来たというご家族と話をした経験があります。

「子どもたちに、一度、日本を見せたかったから、1週間の日程で来たんですよ」

といった事を始め、色々と話が弾んだのを覚えています。

パレスジャパンさんは海外からの旅行者が多いのですが、バックパッカーではなく、家族連れや友達同士といった層が多数を占めているような感じを受けますね。

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パレスジャパンに泊まってみて


パレスジャパンの宿泊客は訪日観光客が多いですが、日本人がいないわけではありません。
泊まってみた感覚としては、ちょうど半々といったところだと思っています。

格安宿としては設備面が充実しているので、地方から出てきての東京旅行にもピッタリなのかなとも思います。
しかしながら、ビジネスユースでの利用については、私の記憶では見かけませんでした。

ビジネスユースで使うには、もう少しフロントの業務時間が長めの方が良いのかもしれませんね。
とはいえ、駅から遠すぎず、大通り沿いにあり、コンビニ等も近いので、レジャーでの宿泊では不便は無いと思います。

パレスジャパンの料金一覧

料金的には、南千住地域の格安宿としては高い設定になってしまいます。
1泊あたりで、1000円以上安く泊まれる宿も無いわけではありません。

ただし、安い格安宿にすれば、設備も古くなったり、アメニティが無かったりと、色々と不便が出てきます。
ある程度、この地域の格安宿に慣れた方であればいいですが、初めて泊まる場合に戸惑ってしまう部分も多くなるかもしれません。

そういう意味では、新しい格安宿であるパレスジャパンさんを選択するのは、悪くないと思います。

また、パレスジャパンさん宿泊中に嬉しかった出来事として、以下のような事がありました。

その日、私は1階のラウンジスペースで、ノートパソコンを開いて作業をしていました。
すると、フロントにいた方がやって来て、「よろしければお飲みください」とお茶を淹れてくださったんです。

パレスジャパンさんの規模は大きめですが、企業ではなく家族的な経営をされているそうです。
こうした、ちょっとした心遣いも、そうした家族経営の良さが現れた部分だと思っています。




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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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