「都営まるごときっぷ」が意外に使える!都営交通乗り放題の一日乗車券

乗り放題切符というと「電車なら電車」「バスならバス」というように
一種類の交通手段にしか対応していないものが多いです。

ですが、東京都交通局の販売している都営まるごときっぷ
多くの交通手段を使うことのできる、乗り放題切符になっています。

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都営まるごときっぷとは


東京都交通局が運行・管理する都営地下鉄、都バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーが乗り放題になる切符です。
一日券となっており、その日の最終便まで使用することが出来ます。

都営地下鉄4路線(浅草線・三田線・新宿線・大江戸線)に加えて、都バスが乗り放題になるのは便利です。
バスに慣れていないと大変ですが、使いこなせれば、お台場や多摩の方にも行くことが出来ます。

都内唯一の路面電車、都電荒川線に乗って観光を楽しむのも趣がありますね。

これだけバリエーション豊富な乗り放題切符でありながら、料金は大人700円、子ども350円です。

都営まるごときっぷの使い方


都営交通にも乗り放題切符がある

通常の紙の切符と同じように、都営まるごときっぷを改札機に通して使用します。
忘れてはいけないのは、改札機の前方から都営まるごときっぷが戻ってきますので、それを取り忘れないようにすることです。

都バスや都電荒川線の場合は、指定された箇所があるので、そこに挿入します。

都営まるごときっぷの購入場所


都営地下鉄の駅の自動券売機や都バスの車内で購入することが出来ます。
前売り券と当日券がありますが、通常は当日券を購入すればよいでしょう。

自動券売機で買ってみました


実際に都営大江戸線の駅自動券売機で購入してみました。
最初の画面には色々と項目が並んでいますが、「おトクなきっぷ」の項目を探します。

都営まるごときっぷ1

「おトクなきっぷ」の部分をタッチします。

都営まるごときっぷ2

次に「都営まるごときっぷ」の表記があるので、その部分をタッチします。



ここでお金を自動券売機に投入します。
現金の他、カードタイプのPASMO(Suica)も使えます。

都営まるごときっぷ4

購入内容を確認したら、「購入」をタッチします。

都営まるごときっぷ5

支払いが完了すると、券売機から都営まるごときっぷが出てきます。

都営まるごときっぷ6

購入が完了しました。
都営まるごときっぷは紙ではなく、時期カードタイプなのが特徴です。

初乗り運賃を確認


初乗り運賃は、乗り放題切符を何回使えば元が取れるかの目安になります。
以下に、初乗り運賃を一通り挙げてみました。

都営地下鉄      ⇒ 174円
都バス        ⇒ 206円(定額運賃)
都電荒川線      ⇒ 165円
日暮里・舎人ライナー ⇒ 165円


これを見ると、だいたい200円弱くらいが初乗り運賃として設定されています。
従って、おおよそ4回乗り降りをするのであれば、元が取れる事が多いです

都営地下鉄を往復するだけで元が取れる場合も


頻繫に乗り降りをせずとも、都営地下鉄を往復するだけで700円の元が取れる区間もあります。

例えば練馬区の「光が丘」から、もんじゃで有名な「月島」まで大江戸線に乗った場合です。
この区間を乗ると、片道の運賃だけで370円ですので、往復では740円になります。

このような区間は他にもありますので、長い距離を移動する場合はPASMOで乗らず、都営まるごときっぷを買ってしまった方が良いかもしれません。

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「都営地下鉄ワンデーパス」との関係


都営交通のうち、都営地下鉄だけの一日乗り放題券として、都営地下鉄ワンデーパスという切符も設定されています。
料金は500円なのですが、都営地下鉄は路線数が4つしかないため、都営まるごときっぷに比べると割高感があります。

加えて都営地下鉄ワンデーパスには販売される期間が設定されており、都営まるごときっぷのようにいつでも購入できるわけではありません。
詳しくは公式ホームページをご覧いただきたいと思いますが、限られた期間内の土日祝日のみ購入ができるようになっています。

都営地下鉄ワンデーパス-公式ホームページ

正直なところ、都営地下鉄ワンデーパスはあまり意識せず、最初から都営まるごときっぷを購入した方が実用的ではないかと思います。



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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