「東京メトロ24時間券」|都内の地下を縦横無尽

都内の電車移動に慣れてくると、JR線よりも東京メトロを使った方が便利に思う場面が増えてきます。
ですが、観光や仕事で何回も乗り降りしていると、電車賃だけで1000円を超えることも珍しくありません。

こんな時に、東京メトロを24時間自由に乗り降りできる「東京メトロ24時間券」を知っていると、とても心強いですね。
600円で、抜群のコストパフォーマンスがある乗車券です。

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東京メトロ24時間券とは


東京メトロの全ての駅が、24時間以内に何回でも乗り降りできるようになる乗車券です。

メトロ24時間券7

ちなみに“東京”メトロとは言うのですが、埼玉県や千葉県の一部も走る路線があります。
(東西線⇒西船橋、有楽町線⇒和光市など)

切符の料金は大人600円、子ども300円です。

この切符の特徴は、乗り放題の期間を一日ではなく24時間という時間で区切ったことだと思います。
そのため次の日にも繰り越して使えることになり、「おトク感」が非常に高いものになっています。

なお24時間のカウントについては、切符を購入した時ではなく、最初に改札に切符を入れた時からスタートします。

東京メトロ24時間券の使い方


通常の紙の切符と同じように、東京メトロ24時間券を改札機に入れるだけで使えます。

大事なのは改札機の前方から都区内パスが戻ってきますので、それを取り忘れないようにすることです。
取り忘れてしまうと、その次の改札を通り抜けられなくなってしまいます。

東京メトロ24時間券の購入場所


東京メトロ各路線の駅券売機で購入ができます。

ちなみに券売機ではクレジットカードが使えず、現金のみの支払いとなります。
※PASMO・Suicaは利用できます

自動券売機で買ってみました


メトロ24時間券1

実際に東京メトロ某駅の自動券売機で購入してみました。

メトロ24時間券2

「おトクなきっぷ」の部分をタッチします。

メトロ24時間券3

「600・東京メトロ24時間券」の部分をタッチします。

メトロ24時間券4

画面に「現金を入れてください」の表示が出ていることを確認します。

メトロ24時間券5

ここでお金を券売機に投入します。

メトロ24時間券6

しばらくすると、左下の発券部分から東京メトロ24時間券が出てきます。
慣れてくると、30秒程度で購入を完了できるようになります。

初乗りが165円のため


東京メトロの初乗り運賃は165円に設定されています。
そのため、24時間以内に4回以上乗車すれば、それだけで元が取れてしまいます。

観光や仕事で東京を行き来していたら、4回以上の乗車は確実ですからね。

24時間の区切りは


東京メトロ24時間券を使って改札を通り、電車に乗っている間に24時間が過ぎてしまった場合はどうなるのでしょう?

例えば最初の改札に入場したのが5日の15時ちょうどであった24時間券を使い、次の6日の14時30分に改札から入場し、15時を過ぎて15時30分になってしまったような場合です。

実際に私が乗ってみて確認したことですが、改札に入場する時間が24時間よりも前であれば問題なく利用が出来ました。
上に挙げた例のような場合でも、問題なく東京メトロ24時間券は利用できるという事です。

直通運転に注意


非常に使い勝手のいい東京メトロ24時間券なのですが、東京メトロと直通運転をしている私鉄等に乗り越してしまう場合は要注意です。
全国的に見ても、特に東京メトロは、様々な私鉄路線と複雑に直通運転が行われています。

例えば副都心線であれば、北側では東武東上線と直通運転をしていますし、南側では東急東横線と直通運転をしています。
川越から横浜まで乗り換えなしに移動できるのは便利なのですが、東京メトロ24時間券を使う時は気を付ける必要があります。

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都営地下鉄との区別に注意


東京都内の地下鉄には、東京メトロの他に、東京都が運営する都営地下鉄の路線もあります。。

具体的には以下の4路線が都営地下鉄線です
・三田線
・浅草線
・新宿線
・大江戸線


この都営地下鉄の駅には、東京メトロ24時間券を使って入場する事ができません。

都営地下鉄をまたいで乗り放題乗車をしたい場合、900円で購入できる「共通一日乗車券」があります。
より広い範囲を観光したい方などは、こちらを検討してみても良いかと思います。

以上のように、直通運転と都営地下鉄との区別に気を付ける必要はありますが、東京都内の乗り放題切符で、一番コストパフォーマンスに優れているのは東京メトロ24時間券だと思っています。
慣れてしまえば、かなりの低コストで、様々なスポットを巡る事ができますよ。

詳しくは東京メトロ24時間券の公式ホームページも参照してみてください。



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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